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Let's食育! コラム

WEBコラムほかほかの飲み物食べ物

ほかほかの飲み物食べ物
ほかほかの飲み物食べ物

寒さの厳しい時期がやってきました。1月20日の大寒(だいかん)は一年で最も寒い時期と言われています。この冬は、各地で大雪となり、食べ物が届かない地域もあって心配です。

冬は「冷え性で寒い時期はつらい!」という方も多いのではないでしょうか?私たちのからだは、外気温の変化に関係なく、ほぼ一定の温度に保たれています。気温が低くなると様々なからだの働きで体温を下げないようにします。しかし、からだの中心部の大事な臓器を守るため中心部に血液があつまり、末端の手や足先に血液が循環しにくくなり温度が下がりやすくなります。寒いだけでなく、ストレスや運動不足で血液循環が悪くなり、体温調節がうまくいかないことも原因となります。

からだも心もあったかくするには、暖かい食べ物や飲み物が強い見方です。冷えた手で温かい飲み物を持って、ホットすることもありますね。

あたたかい飲み物といえば、ホットココアや甘酒、ショウガ湯、くず湯などが思い浮かびます。ショウガ湯や甘酒は初詣の神社の参道などでも売られていて、寒いお参りの帰りに一杯飲んで温まった経験のある方も多いのではないでしょうか。

とろりとした甘酒やショウガ湯は、寒い中でもなかなか冷めづらいので、じっくり飲むことができて体もだんだんとほかほかしてきます。これらの飲み物はトロリとした食感です。このトロリとした食感をとろみと言いますが、これが冷めにくさの理由です。甘酒は酒粕に砂糖や生姜を加えてお湯で割ったり、米麹を発酵させて作るのですが、どちらもお米のデンプンが含まれていてトロリとします。ショウガ湯はすりおろした生姜に片栗粉と砂糖やはちみつ、お湯を加えて作ります。ショウガ湯のとろみは片栗粉のデンプンによるものです。加えて、ショウガには発汗作用のあるジンゲロールなどの成分を含んでいるのでより一層ほかほかします。

同じように片栗粉を湯で溶いて野菜炒めに絡めたり、うどんのスープにかけたりすることでお料理にもとろみを持たせることができます。お料理の表面にとろみが加わることで冷めにくく、暖かくいただくことができます。他にも冬に美味しいシチューもホワイトソースは小麦粉とバターから作るので、小麦粉のデンプンがとろみを出してくれています。

寒い時期に美味しい飲み物や食べ物には、とろみが大活躍しています。

温かい食事を取り入れて、体の中からほかほかになって寒さに負けないように過ごしたいですね。

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