イオンでは、生鮮食品の本格的なプライベートブランド開発を目指します。その第一歩が、イオンアグリ創造株式会社の設立。農産物分野において、自ら農地で生産し、物流、加工、販売まで一貫して携わる、新しいビジネスシステムへのチャレンジです。生産から店頭まで、小売業の視点からのイオンならではの農業に取り組んでいきます。

茨城県牛久市で始まる農場運営を契機に、安全・安心で新鮮なおいしいプライベートブランド農産物を生産し、お客さまへ提供するとともに、遊休地の活用や農業の近代産業化など日本の農業が抱える課題に貢献していくこと。それが持続可能な未来の農業へつながっていくと信じています。

昔は、どこでも食べられていた郷土の食が、いつのまにか食卓から消えています。
そこで、地域の食をみんなの共有財産とすることを目指して、「フードアルチザン（食の匠）」活動を行っています。日本で類いまれな食文化を支える食材や技術といった伝統そのものを、地域の方々とのパートナーシップのもとで、保護・保存のお手伝いを進めています。
さらに食文化を通じ、新しい食の価値観を提案。食文化の担い手の育成、地域経済の活性化にも貢献することを目指しています。地域の方々と知恵を出し合いながら協力することで、地域の食文化を全国へ発信していきます。