このページの本文へジャンプします

Let's食育! コラム

WEBコラムお米と雑穀

お米と雑穀
お米と雑穀

朝晩が涼しくなり、暑かった夏が過ぎたことを肌で感じられるようになりました。

秋は、柿やブドウといった果物や、サツマイモや里芋などの芋類、サンマや秋鮭など多くの味覚が届く季節です。そして何より、新米の季節。この時期のお米は格別です。

お米といえば、日本食の代表選手のように言われていますが、庶民まで白米を食べるようになったのは第二次大戦後しばらく経ってからのようです。

それまでは、雑穀や芋、おからなどを混ぜたご飯と汁、漬物などのおかず1品といった質素な食生活だったようです。そして、お米や雑穀を1日に4〜5合も食べていたそうです。明治から昭和にかけての詩人・童話作家 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」には「・・・・一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ ・・・・」とあります。

玄米にはなじみの薄い方も多いのではないでしょうか?玄米は、お米のもみ殻をとっただけで、ぬかや胚芽が残っているものです。炊くにも時間がかかり、炊き上がったご飯も粒が固めでよくかまないと甘みが感じられません。一方、白米(精白米)は、もみ殻やぬか、胚芽を取り除いて食べやすくしたものです。つやつやと白いごはんは、口当たりも良く、噛むと甘みも出ます。

お米には炭水化物が多く含まれています。炭水化物は糖質と食物繊維に分けられます。お米の食物繊維の量は、白米のごはんが0.5gに対し、玄米ごはんは2.1gと大きく異なります。他にもビタミン類やミネラル類は玄米ごはんの方が多く含まれています。つまり、同じ量のごはんを食べるのであれば、白米のごはんより玄米ごはんの方が、低糖質になるということです。

玄米だけでなく雑穀も食物繊維やミネラル類の豊富な穀類です。雑穀とはヒエやあわ、きび、麦、赤米や黒米などの白米以外の穀類のことです。最近私たちが手にする雑穀は、色々な穀類の混ざったもので、見た目がおいしそうで食感や味が良いようにブレンドしたものです。かつては、白米のご飯の嵩増しとして使われた雑穀ですが、その豊富なミネラルや食物繊維が目的で利用されるようになりました。

お米のごはん=炭水化物源だけでなく、玄米にしたり、雑穀を混ぜたりすることで更に栄養的にアップし、味や食感の幅も広がります。

お米の美味しいこの季節に、ぜひ、いろんな形でごはんを召し上がってください。

ページトップへ戻る