薬剤師インタビュー01

患者さまに最も身近な薬局、薬剤師へ
在宅医療にも力を入れていきたい

勤務薬剤師

長崎未歩

イオン薬局新浦安店　2021年新卒入社

Q1 イオンリテールに入社した決め手は？

就職活動中に見た薬局の中で、もっとも患者さま・お客さまとの距離が近いと感じたのがショッピングセンターの中にあるイオン薬局でした。介護用品等のラインナップも豊富で、在宅医療を推進しやすそうと思ったことが入社を決めた理由です。
学生時代は「薬局は単に処方箋どおり薬を出すだけの場所」という印象を持っていました。しかし実習でお世話になった薬局では、丁寧に薬の飲み方や重複の確認等を行い、患者さまと信頼関係を築いている姿を目の当たりにしました。そうした経験からもっと患者さまと深く関わりたい、未病の相談にも乗れる薬剤師になりたいと考えるようになりました。

Q2 現在の仕事内容・やりがいは？

現在勤務している新浦安店は月間4000枚以上の処方箋を取り扱っており、調剤業務が中心です。また、来店されるお客さまから、お薬の相談や健康上の悩みについて積極的にお話しを伺い、健康指導やアドバイスを行っています。
服薬指導の際にも「今の薬、効いていない気がする」「薬を変えてから体調が思わしくない」等、患者さまが疑問に感じていること、ドクターに話せていない困り事等をお聞きすることが少なくありません。疑義照会や患者さまに了承を得て困っていることを医療機関に報告した後に改善され、感謝していただいた時は大きなやりがいを感じます。

Q3 難しいところは？

私は家族が薬の副作用で苦労した姿を見ていたので、実はあまり薬が好きではありません。できることなら飲む薬は少ない方が良いと考えています。患者さまにとっての「お薬の最適化」ができるよう、改善状況や飲み合わせ等を的確にヒアリングするスキル、薬学の知識の重要性を痛感する毎日です。
現在は分からないことを管理薬剤師に相談したり、接客が上手なベテランの先輩薬剤師から傾聴のコツを学んだりしています。医薬品を通して患者さまの命を預かっているという意識を持ち、ミスがないよう、また正しい判断ができるよう努力していきます。

Q4 就活中の薬学生にメッセージを！

就職活動を行う中でいろんな悩みが出てきたり、壁にぶつかる時があると思います。その中でも「自分が何をしたいのか」「どんな自分であり続けたいのか」をきちんと自分と向き合って探すことで、見えてくることはきっとあるはずです。
それでも困ったり、自己分析がうまくできない場合等は学校のキャリアアドバイザーに相談するのもお勧めです。また友人に「他己分析」をしてもらうことで自分に見えていなかった自分を発見できること、迷いを払拭できることがあります。大変だと思いますがまわりのペースに流されず、自分の人生なので後悔しないように頑張ってください！

今後挑戦したいこと