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薬剤師インタビュー06

調剤室でピッキング中の池田

処方箋なしでも、気軽に立ち寄って相談したくなる
身近で安心・信頼される薬剤師になるのが目標です

勤務薬剤師

池田 万里菜

イオン薬局新瑞橋店 2020年新卒入社

Q1 イオンリテールに入社した決め手は?

地域の患者さま・お客さまとの距離の近さが、最も魅力的に映ったポイントです。私は薬局実習に参加していた頃から、地域の患者さまに薬や健康に関する悩みがあった際、いつでも気軽に相談される薬剤師になりたいと思っていました。その点で、イオンの店舗には毎日のように買い物に来られる幅広い年齢層のお客さまがおり、仮にどこか体調が優れない際にも、イオン薬局はついでに気軽に立ち寄れる雰囲気があります。
このような環境の薬局で勤務すれば、調剤薬局の枠にとらわれず、生活面からも地域の患者さま・お客さまの健康をサポートできると考えました。

患者さまに服薬指導する池田

Q2 現在の仕事内容とそのやりがいは?

現在勤務する薬局は月間の処方箋枚数が2000枚を超えるため、毎日の業務は処方箋受付・調製・監査・服薬指導といった一連の調剤業務が大半を占めています。その中でも1日数回は薬局を訪れた患者さまからの健康相談やOTCのカウンセリングの機会があり、さまざまな経験ができています。
特に嬉しいのは、患者さまの症状が改善して薬の用量が減り、「おかげさまで良くなったよ」と感謝された時です。またOTCカウンセリングは勉強した知識に基づき、患者さまに適した薬をお勧めできるので、難しいですがやりがいを感じます。自分が選んだ薬で患者さまの悩みが解消された時には、真の意味で薬剤師として貢献できたと感じます。

先輩薬剤師に質問する池田

Q3 入社時にはどんな不安がありましたか?

私は学生時代に学業を優先していたので、飲食店などでアルバイトをした経験がありませんでした。そのため薬剤師として以前に、「社会人としてのマナーが備わっているのか」とか「しっかりとお客さまとコミュニケーションがとれるのか」といった不安がありました。
しかしイオンには薬局以外にも接客のプロがたくさんいます。同じ店舗に配属された同期の仲間と一緒に、研修を通じて社会人としての常識をはじめ、基本的な接客マナーなどをじっくり学べたのはとても心強かったです。また新型コロナウィルスの感染拡大が続いた際、イオンが地域のお客さま・患者さまの生活を守り、真っすぐに向き合う姿に感銘を受けました。この会社で薬剤師として働くことを誇りに感じたと共に、自分もしっかりと地域に貢献できるように頑張りたいと思いました。

レセコンPCを操作中の池田

Q4 働く環境面で気に入っているところは?

薬剤師・調剤事務・登録販売者の方々を含め、イオンの従業員はみな気さくで優しい方々ばかりで、人間関係がとても良好である点です。例えば実務で失敗してしまった際、「こうした方がいいよ」というアドバイスや指導はあるものの、感情的に怒る人は今までに見たことがありません。先輩薬剤師の皆さんは、「初めてだからわからなくて当然。一度で覚えられるわけがないので、わからなければ何回でも聞いてね。」と、話しやすい雰囲気をつくってくださるので仕事の相談がしやすいです。
そうした周りの先輩のサポートを受け、自分も「もっと力をつけて早く一人で様々な業務ができるようになって、職場の役に立ちたい!」という気持ちが強くなっています。

池田人物写真

今後挑戦したいこと

患者さまやそのご家族の心によりそい、かつ勇気を与えることができる、優しさと強さを兼ね備えた薬剤師になることが目標です。場数を踏むことで傾聴する力やソフトな対応力については大分できるようになったと感じています。しかし、伝えるべき内容を明確に伝えたり、力強く提案したりすることで、安心・信頼していただける力はまだまだ不足していると感じています。「あの薬剤師さんに相談すれば大丈夫!」と指名されるくらいの存在になれるよう、知識面の強化もあわせて努力を続けていきます。

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