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薬剤師インタビュー04

魅力的な薬局づくりのため、
若手が成長するきっかけを提供していく

エリア薬剤師

佐藤 大樹

北陸信越カンパニー 2016年新卒入社

Q1 イオンリテールに入社した決め手は?

大学時代、地元の調剤併設型ドラッグストアで実習を経験しました。その時の経験やいろんな薬剤師の方と話した印象から、「調剤とOTC医薬品の両方に対応できる薬剤師になりたい」と考えるようになりました。
企業研究をする中で出会ったのがイオンリテールです。規模が大きく全国にさまざまなタイプの薬局を持っていることに、まず興味を持ちました。そして薬局勤務の他にも、本社スタッフ等、さまざまなキャリアの選択肢があること、そのための教育も充実していることなどから「イオンなら将来にわたって長く刺激を受けながら働けそう」と感じ、入社を決めました。

Q2 エリア薬剤師の仕事内容は?

担当エリア内にある複数の薬局でローテーションによる調剤業務を行いながら、管理薬剤師の育成や在宅・かかりつけなどの薬局運営をサポートする役割を担っています。
私の担当は長野県中央部にある「松本」「豊科」「木曽福島」の3店舗。新任の管理薬剤師も多いため薬局運営に関する相談に乗ったり、口腔ケア相談会や血糖測定会といった健康イベント、地域医療機関や地域包括支援センターとの連携などを各薬局と連携しながら行っています。本社の会議にも参加しますので、各種施策の背景や全国の成功事例を取り入れながら、今の担当エリアの薬局をよりよくすることに力を入れています。

Q3 この仕事をする上で、一番大切にしていることは?

「薬局のメンバーが働きやすい環境をつくること」です。まずは聞き役に徹してメンバーとたくさん話をすること、そして調剤業務の動線を改良して所要時間を短縮し薬棚を新しいものに入れ替えて、より整理された状態をつくること等、効率化に努めています。
しかし、自分が全面的に前に出るのではなく、各店の管理薬剤師自身が自ら考え判断し、行動できるようにサポートをしています。「働きやすさ」には正解があるわけでも教科書があるわけでもありません。トライ&エラーを積み重ねながらみんなで成長し、より働きやすい職場を作っていくことができると考えています。

Q4 長期休日制度の使い方を教えてください

海外旅行に行った年は「10連休+5連休×2回」の組み合わせで、20日間の長期休日を取得しました。旅行が好きなのでこれまでも台湾やシンガポールなど海外旅行に行くことが多かったですね。薬局内でシフトを調整して休みを決めますが、お盆や年末年始など混んでいて割高の時期を外して長期休日が取れるのも魅力です。
コロナ禍で海外に行けない時は「5連休×4回」で取得しています。最近だと人工知能(AI)のプログラミングを学びたくて、その勉強時間の確保に使いました。また海外に行けるようになったら、ニュージーランドに行ってみたいと考えています。

佐藤人物写真

今後挑戦したいこと

調剤業務やOTC医薬品のDX化(※)に取り組みたいと考えています。各薬局で実施している調剤業務をエリア内で集約して効率化したり、AIを使って調剤需要を予測して準備できることがあれば、薬剤師の仕事はもっと服薬指導や健康相談対応など患者さま・お客さまに向けたものにシフトできるのではないでしょうか。イオンの大きなフィールドを活かしながら、改革に挑戦していきたいです。
※DX化 デジタル・トランスフォーメーション。デジタル化により社会や生活の形・スタイルが変わること。

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